足を開くと内ももが痛い、歩けるけれど横への動きで痛む…。スポーツなどで内転筋を痛めたときは、「歩けるから大丈夫」と判断しないことも大切です。柔術で私自身が内転筋を痛めた経験も交えながら、回復途中で気をつけたいポイントをご紹介します。
● 「普通に歩けるから大丈夫」と思っていませんか?
スポーツ中に内ももを痛めたあと、
・普通に歩くことはできる
・じっとしていれば痛くない
・足を開いたときだけ痛い
・横方向へ動くと痛い
・踏ん張ったときに内ももが気になる
ということがあります。
このような症状に関係する筋肉の一つが内転筋です。
内転筋は太ももの内側にあり、足を閉じる動きだけでなく、立っているときや方向転換するときなど、下半身を安定させる場面でも働きます。
そのため、普通に歩けるようになっても、スポーツ特有の動きをするとまだ痛いということがあります。
● 私自身も柔術で内転筋を痛めました
実は私自身も、柔術の練習で内転筋を痛めたことがあります。
回復してくると普段の生活ではほとんど気にならなくなり、
「もう大丈夫そうだな」
と思うようになります。
ところが柔術では、足を大きく開いたり、相手の動きに合わせて踏ん張ったり、ガードで足を使ったりと、日常生活ではあまり行わない動作がたくさんあります。
歩けるようになったことと、柔術で思い切り動けることは別なんだと、自分自身でも改めて感じました。
これは柔術に限った話ではありません。
サッカー、野球、テニス、ランニングなどでも、日常生活では大丈夫なのにスポーツへ戻ると内ももが気になるということはあります。
● 内転筋を痛めたときは「どの動きで痛むか」が大切
「内ももが痛い」といっても、症状の出方は人によって違います。
たとえば、
・足を横に開く
・足を閉じる方向へ力を入れる
・片足で踏ん張る
・急に方向を変える
・走る、蹴る
・深くしゃがむ
など、どの動きで症状が出るのかを確認することが大切です。
痛みが減ったかどうかだけではなく、「できる動きがどこまで戻っているか」も一つの目安になります。
● 治ってきたときほど急に動きを戻さない
内転筋を痛めた直後より、むしろ注意したいのが回復してきた時期です。
普段の生活で痛みが減ってくると、
「そろそろ普通にやっても大丈夫だろう」
と一気に元の運動量へ戻したくなります。
しかし、いきなり大きく足を開く、強く踏ん張る、素早く方向転換するといった動作まで戻すのではなく、症状を確認しながら少しずつ運動強度を上げていくことが大切です。
スポーツ復帰を考える場合も、「歩ける」からすぐに「全力で動く」ではなく、その間の段階を作っていきましょう。
● ストレッチも「強く伸ばせばいい」わけではありません
内ももが硬く感じると、
「ストレッチでしっかり伸ばした方が早く戻りそう」と思うかもしれません。
しかし、痛めた直後やまだ症状が残っている状態で、痛みを我慢しながら強く伸ばすことはおすすめできません。
いつからストレッチを始めるのか、どの程度まで動かすのかは、痛めた程度や回復状況によって変わります。
特に「伸ばすと痛い」という状態なら、無理に可動域を広げるよりも、まず現在の状態を確認することが大切です。
● 内ももの痛みが続くときはご相談ください
ヒカリ接骨院 上社院では、
「スポーツ中に内ももを痛めた」
「歩けるけれど足を開くと痛い」
「だいぶ良くなったけれどスポーツへ戻るのが不安」
「どこまで動いていいのか分からない」
といったご相談にも対応しています。
カウンセリングで痛めたときの状況をお聞きし、どの動きで症状が出るのか、現在どこまで動かせるのかなどを確認しながら施術を進めていきます。
強い腫れや痛みがある、歩くこと自体が難しいなど、状態によっては医療機関での確認が必要になることもあります。
よくあるご質問
Q. 普通に歩けますが、足を開くと内ももが痛みます。放っておいても大丈夫ですか?
A.
歩けるからといって、スポーツや横方向への動きまで問題なくできるとは限りません。足を開く、踏ん張るなど特定の動きで痛みが続く場合は、現在の状態を確認しておくことをおすすめします。
Q. 痛みが減ったらスポーツへ戻ってもいいですか?
A.
痛みだけで判断せず、スポーツで必要になる動きを少しずつ試しながら戻していくことが大切です。急に元の運動量へ戻すのではなく、段階的に負荷を上げていきましょう。
Q. 内ももをストレッチした方がいいですか?
A.
状態によって異なります。特に痛めた直後や、伸ばしたときに痛みが出る状態では、無理に強く伸ばさないようにしましょう。
まとめ
内転筋を痛めたときは、
「歩ける=もう治った」
とは限りません。
私自身も柔術で内転筋を痛め、日常生活では問題なくても、足を開く、踏ん張るといった柔術特有の動きでは慎重に戻していく必要があると感じました。
大切なのは、痛みの有無だけでなく、どの動きができて、どの動きでまだ症状が出るのかを見ることです。
名東区・上社周辺で、内ももの痛みやスポーツ復帰についてお困りの方は、ヒカリ接骨院 上社院へご相談ください。