交通事故による頚部、背部周辺の痛み

交通事故後、首や肩、背中に痛みを感じて病院でレントゲンやMRIを受けても、骨に異常が見つからないことがあります。しかし、その後に頭痛、めまい、吐き気といった症状が現れることがあります。これらは、事故による衝撃で筋肉が過度に緊張したり、筋肉の深部にある自律神経が傷ついて起こることがあります。

こうした症状は、放置すると後遺症として残ることもありますが、早期に適切な治療を行うことで改善が期待できます。事故後にこうした症状を感じた場合は、早めにご相談いただくことをお勧めします。早期対応が、後遺症を防ぐためには非常に重要です。

  • 事故から頭痛が続いている
  • 吐き気がする
  • めまいがする などの症状はありませんか?
  • 1
    バレリュー症候群

交通事故の衝撃が原因で、首の前側にある「星状神経節」という部分が過度に刺激され、交感神経が活発に働くことがあります。これによって血液の循環が悪化し、脳への血流が不足します。その結果、頭痛やめまいといった症状が引き起こされることがあります。

  • 2

    脳脊髄液減少症

    交感神経交通事故の強い衝撃で、脳内のくも膜が損傷することにより、脊髄液が漏れてしまいます。くも膜が損傷してしまうことにより、頭痛、めまいや吐き気などの自律神経症状を引き起こしてしまいます。そして最大の特徴は天候によって痛みが変化することや、横になると楽になるという特徴があります。

  • 3
    筋緊張性(一番多い症状

むち打ちによる頭痛は、筋緊張性頭痛として現れることが非常に多いです。交通事故の衝撃により、首の筋肉が損傷し、収縮することで、筋肉が異常に緊張状態になります。この緊張が続くと、特に後頭部を中心に強い痛みを引き起こし、頭痛が発生します。このような頭痛は、首や肩の筋肉のこわばりが原因で、痛みがひどくなることがあります。

  • 5
    頚性神経筋症候群

交通事故によるむち打ちでは、首の神経が影響を受け、体の表面だけでなく精神的な症状も引き起こすことがあります。例えば、イライラや耳鳴り、不眠、さらには鬱状態に悩まされることがあります。事故によって、頚椎から出ている副交感神経の働きが抑制されることで、頭痛や吐き気などの症状が現れることもあります。

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