理想的には、両足均等に体重をかけて立つのがベストですが、長時間立っていると、つい片足に体重をかけてしまいがちです。

この時、左右どちらかに偏る人もいれば、前後で重心がズレている人もいます。特に「お尻の横が張るように痛い」と感じる方は、片方の足に過度に体重をかけ、殿筋（お尻の筋肉）に負担をかけている可能性が高いです。

また、小さなお子さんを長時間抱っこしている方も注意が必要です。骨盤に赤ちゃんを乗せるような姿勢は、骨盤の歪みや偏りを引き起こしやすく、腰やお尻に負担をかけてしまいます。

完璧に立とうとする必要はありませんが、意識的に重心を均等に保つよう心がけるだけでも、体の負担は大きく軽減されます。目指すべきは「75点のバランス」。気楽に意識してみてください！